あらゆる賞賛は(しょうさん)、しょうさん を受けるに
相応しい御方であられるアッラーのもの。アッラーでな
くして、人々が崇拝するものは存在せず、アッラーには
共同者はないことを証言する。また、ムハムマドは、
アッラーのしもべであり、使徒であることを証言する。
至高なるアッラーは聖クルアーンにおっしゃっておりま
す。
誠にアッラーは、悔悟して不断に(かれに)帰る者を愛
でられ、また純潔の者を愛される。
”(クルアーン
2:222)
ほうかのところに至高なるアッラーはおっしゃっており
ます。
信仰する者よ、あなたがたが礼拝に立つ時は、顔と、両
手を肘まで洗い、頭を撫で、両足を踝まで(洗え)。あ
なたがたがもし大汚(ジャナーバ)の時は、全身の沐浴
を(もくよく)しなさい。
”(クルアーン5:6)
清潔さはイスラームの教えの最も基本的で、かつ最も重
要な条件の一 つです。イスラームが清潔さに置いている
重要性を最も端的に(たんてきに)示すもの のが、崇拝
行為が清潔さを条件としていることです。イスラームで
は清 潔さは一つの崇拝行為としてなされるものです。な
ぜなら、ウドゥー(小浄)であれ グスル(大浄)であ
れ、それらは宗教上の命令だからです。クルアーンに
は、「誠に アッラーは、悔悟して不断に(彼に)帰る者
を愛でられ、また純潔の者を愛されると述べられていま
す。例えば、歯を清潔に保つことを指摘するハディー ス
(言行録)には、「ウンマ(イスラーム共同体)にとっ
て困難でなければ、彼らに 礼拝に立つ前にミスワーク
(歯の洗浄のための木の枝)を命じていたことだろうと
述べられています。また別のハディースでは次のよう に
述べられています。「次の五つのことは、人間の本質が
求めているものである。割 礼を受けること、鼠蹊部の毛
をそること、爪を切ること、脇の下の毛を剃ること、髭
を短く整えること
この機会に、イスラーム教徒の入浴に関しての注意すべ
き作法についても触れて おきます。性的交渉の後にグス
ルを行うことは義務です。入浴の際にもグスルを行う こ
とが奨励されています。そのときには排泄器官やへそな
どを洗った後でウドゥーを 行い、それからグスルを行わ
なければなりません。
上記に述べられたことからイスラムには清潔の大切さが
わかっていただいたと思います。
近所、道路上、そして住んでいる場所の近くになにかご
みなどを見たら、きれいにしましょう。
以上です。